IBM iとWatson Analyticsを簡単に連携するだけで、効果的な分析軸のアドバイスをしてくれることは、前回・前々回の記事でおわかりいただけたと思います。
【参考】IBM i情報活用の課題をDB2 Web Queryの導入で解決したケーススタディ記事
IBM iとWatson Analyticsの連携のススメ ~ケーススタディ1
IBM iとWatson Analyticsの連携のススメ ~ケーススタディ2
今回は、ビジネスデータを分析するにあたり、「PCサーバー系BIツールを利用している」ケースの課題解決を紹介します。
ケース3:PCサーバー系BIツールを利用している
- 専用ツールを導入するため、クライアントPCの管理が必要となる
- WindowsやExcelバージョンに制約があり、バージョンアップや設定変更の際など手間がかかる
- 保守料を見直したい
- 専用サーバーが必要なため、管理が発生する
- 夜間バッチでデータを同期するため、リアルタイム性がない など
導入後の効果と価値:本格的BI環境を低価格で手軽に実現
- 管理が簡単(ブラウザーのみ、IBM i 1台)
- IBM i 1台のためリアルタイム性、堅牢性を確保
- 多機能(OLAPやダッシュボード、メール配信もOK)
- 困った時も安心(電話サポート付き)
- 手軽なライセンス料金
ケース1、ケース2の記事はこちらからどうぞ。
動画でまるわかり!Watson Analyticsとの連携
早速Watson Analytics での分析を開始してみましょう。DB2 for i にETLしたデータをExcel/CSV形式で出力して、Watson Analyticsへのアップロード手順をわかりやすい動画でみることができます。
- DeveloperWorkbenchの導入
- MetaData取り込み
- Flow作成
- WatsonAnalytics連携_csvファイル取り込み
学んだ分析手法はDB2 Web Queryに反映できます。